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募金のしやすさとは?|募金におけるコストと信頼性についての話し

こんにちは、たか2251です。

 

皆さんは普段募金はされますか??

募金するとしたら、どの場所や媒体を使って募金しますか??

 

今日は募金についてのお話しです。

昨今、地震などの天災続きで日本においても各所で募金活動が行われていると思います。

また募金は天災だけにとどまらず、動物や自然、若者向けのものまで色々とありますよね。

そのような中で私が経験したものとして、これは募金しやすい!というものをいくつか列挙していけたらと思っています。

募金をする側も募金をされる側も参考になるように書いていきますので、おつきあいくださいませ。

 

募金について

昔は街頭募金が一般的だったかと思いますが、コンビニができてからはレジにある募金箱による募金も当たり前のように見かけるようになりました。

またスーパーにおいても同様に募金箱が置いてあることもありますね。

そしてインターネットが普及する今の時代においてはネット募金が登場しています。

それぞれのやり方にはメリットとデメリットがあるかと思いますので、それらを列挙しつつ、どのように考えられるのかを含めて書いていきます。

 

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出典:写真AC

 

街頭募金

よく駅前で見かける、「〇〇においてのご支援をよろしくお願いしまーす!」といったものです。

通常は複数の人が街頭に立って呼びかけを行っているかと思います。

学生が授業や教育等の一環として声掛けを行うことも目立ってきています。

街頭募金のメリットとして、呼びかけを行うことによる「インパクト」がひとつ挙げられるかもしれません。

周りの人たちに、私たちはこんなことをやっています!ということをアピールしてそれに共感した方からの募金を得られることが強みであり、目的であるかと思います。

しかしながら、募金の媒体も多様化しつつある今、効率的に募金が得られるかというとそうとは言えないように思われます。

まず駅前にいることで通行人にインパクトを与えられるものの、通行人にとっては突然の出来事となって映るので、そこでバッグから財布を取り出して、開いてお金を探し募金する、というコストが発生します。

事前告知のない急な募金活動に対して、わざわざそれをやろうと思える人は何か特別な事情等がない限り、それほど多くはないと考えられるからです。

街頭募金にメリットを見出すとしたら、主に「教育」や「経験」、「周知」の観点と考えていいでしょう。

 

コンビニやスーパーでの募金

こちらは街頭募金とは違って効率性があります。

レジはお金を支払うところなので、そこに募金箱があるということはそのまま募金としてお金を入れる可能性が比較的高いと考えられるからです。

また目に入った時に一瞬のことですが募金をしようという気持ちになるのかもしれません。

募金で沢山お金を集めたいと思うのでしたらこちらの方が街頭募金よりも有用性が高いように思われます。

ただコンビニやスーパーですと個人で募金活動ができないというデメリットがあります。

結局、小売企業による募金活動となってしまうので、どこにお金が送られていくのかについてはある程度信頼性が高いと感じられるものの、団体または個人として活動したい、お金を集めたいという方には不向きだと考えられます。

 

インターネットでの募金

こちらはインターネットが普及してから始まったものですが、街頭募金やコンビニ/スーパーでの募金よりもお金を集められると考えられます。

なぜなら、今のインターネットでは一般的な商品取引量も多くなり、その分お金を使う機会が増えているからです。

お金を使う機会が増えるということは、例えばネット上のサービスに対してクレジットカードなどの登録を行っているということであり、お金をある程度使いやすい状況下にあると考えられます。

また募金についても有名な検索エンジンであるYahoo!JAPANなども行っており、例えばTポイントが1ポイントからそのまま募金に使えるなど、柔軟性も高まっています。

そして、インターネットでは匿名性が確保されていることが一番の利点でしょうか。

街頭募金やコンビニ/スーパーでは、必ず周囲の方がいらっしゃいますし、人によっては照れてしまって募金できなかったとか、勇気が出なかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これらの理由により募金ができない方にとってインターネットは匿名で社会活動のできる有用な媒体といえるはずです。

 

信頼性について

募金における信頼性と言った場合には、募ったお金がどのような経路でどのように活かされるのかがはっきりしていることだと考えられます。

せっかく募金したのに適切に活用されない、ということになると、お金を預けたほうも安心できませんよね。

また適切に活用されるのかどうかを基準に募金を行う人も多いことでしょう。

その意味では、どんな方法で募金活動をするにしても、その後のお金の活用経路を明示しておくことが、募金を集める近道になるかもしれません。

例えば街頭募金でしたら、このような団体に送金をして、こんなふうに使われて役立ちます、ということを声に出して伝えて、オープンにすることが大切なのではないでしょうか。

また、ある程度の説明を書いた看板のようなものを制作しても良いかもしれません。

そうすれば信頼性があって安心してお金を預けられるという証拠にもなり得るはずです。

 

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出典:写真AC

 

まとめ

当たり前のことですが、募金は適切に行われる必要があります。

そして適切な団体に適切にお金が入るようにしていくべきだと考えます。

近年では募金を得るために様々な活動がなされていると思いますが、実際に行っている団体は良いものばかりとは限らないのが現状です。

むしろ、それらをスクリーニングして良い団体を選別するのが私たちのするべきことではないでしょうか。

不明点の多い募金活動には一度クリティカルな思考を持って調べてみたり、逆に質問をしてみたりして、納得のいく形で募金をしてみたらいかがでしょうか。

また、募金をされる側の方たちにとっては、いかに情報を周知して信頼してもらうのかが大切になってくるかと思います。

お金を集めることは、その後に適切に活用されていればむしろ良いことですので、もし本当に募金を集めたいのならば、ぜひ少し頭をひねって、できる範囲で工夫をしてみることをお勧めします。