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認知行動療法(CBT)カウンセリングを実際に受けてみたよ!

こんにちは、たか2251です。

 

以前の記事ですが、適切なカウンセラーの選び方としていくつかの要素を挙げさせてもらいました。

shin160220.hatenablog.com

 

私は今まで何人ものカウンセラーとのセッション(面接)を重ねています。

約1か月ほど前から、表題にあるように認知行動療法を継続的に受けていますので、その内容の報告やわかったこと、疑問点などを交えてお伝えできたらと思います。

 

認知行動療法とは

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出典:写真AC

 

今回受けたカウンセリングは認知行動療法(以下、CBT)というものです。一般的に話を深く聞いてもらえるカウンセリングは来談者中心療法と呼ばれていますが、それとは少し違い、ワークを取り入れたカウンセリングとなっています。

CBTについて専門的な説明の掲載は避けますが、個人的には感情よりも思考を変えていくことに重きを置いているように感じられました。

ですのでCBTとは、心や感情に直接アプローチするものではなく、脳の認知に変化を与えるものだと考えられます。

 

カウンセリングで最初にやること

まず先生から訊かれることは自身の状態についてです。過去の経歴から家族関係などある程度詳細に聞かれますので、それらについて答えていきます。

それ以降は先生によって若干違ってくると思われますが、

まずカウンセリングの目標やカウンセリングで具体的にどんなことをやっていくのか、いま不安に思っていることなどを話しながら先生とまとめていきます。

その上で先生が私にとってどんな具体的なことができるのかを詳細に考えてくれます。

私の場合、CBT自体に疑問を持っていたので先生に対して質問が多くなり、その分時間もかかりましたが、自身のことについていくつか大切なことに気がつき、それらを伝えられてからは、質問が少なくなりました。

それは、自身のことを先生に理解してもらえたということが大きかったと思います。

 

次のステップ

ここまでで、3~4回のセッションでしょうか。

他の人より少し時間がかかったかもしれません。

さて、ここからが本来のカウンセリングとなります。

まず毎週自宅でやってくることとして、1週間の過ごし方を時間ごとに区切ってどんな生活をしているのかを書くための生活管理表、いま不安に思っていることはどんなことなのか、また不安な出来事が起きた時にその状況を書くシートなどがあります。

これらは必ずしも書いてこないといけない、というものではありません。

自由記載をして、自身の状態を自身で把握するためのもののようです。

実際、カウンセリング内ではこれらの内容については深くは言われません、こちらから伝えたいことがある場合のみ伝えることになります。

 

さらに次に

私の場合は先生とカウンセリングをした上で、「選択的注意」の能力を伸ばしていこうという結果になりました。

「選択的注意」を伸ばすとは、聴覚によるものですが、場面によって自身がどこに注意を向けるのか、適切に注意を向けられるようにする訓練です。

実際に3つの場面が想定され、「注意の選択(持続)」「注意の転換」「注意の分割」が挙げられています。

こちらはいわゆるマインドフルネスとの関わり合いを持っているようです。なぜなら先生自身がCDの製作に関わったとおっしゃっていましたし、その本には「マインドフルネス」といった言葉が掲載されていましたので。

 

今やっていること

いまは上記のCDを聞きながら、選択的注意の能力を伸ばす方法を実際に行っています。

加えて生活管理表を書いて、ストレスや不安を感じた場所や出来事については0~100でその強さを記入していきます。

それから不快な気持ちを感じたときにその状況を書き込むシートがあり、実際に「状況」「感情」「思い浮かんだ考え」「不安度(0~100)」を書き込んでいきます。

 

まず、CDを聞きながら「選択的注意」を伸ばす訓練ですが、実際にやってみた感想は、あまりポジティブではありませんが「面倒くさい」「頭痛がする」といったところでしょうか。

私にとっては、その他の生活管理表と不快な気持ちを感じたときにその状況を書き込むシートのほうが今は大切なツールになっていると感じています。

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出典:写真AC

現状まとめ

これまでの6回ほどのセッションの内容を足早に駆け抜けて記載してきました。

もう少し細かく書きたいと思ってはいるのですが、CBTについて書こうと思ったのが遅れてしまったため、今回はこのようなまとめ方になってしまいました。

次回からは連載として定期的にどんなことを実際にやってどんなふうに感じたのか、思ったのか、またどのような効果や影響があったのかなどの情報提供を行えたらと思っています。

まだカウンセリングを受けたことのない人も受けたことのある人にも、CBTってこんなことをやるんだ~、ということを知ってもらい 、実際に困っていることがある方にはご自身でカウンセリングの療法を選択できるようにしてほしいと私は思っています。

そして、先生とのコミュニケーションを円滑にしていくことも大切なので、簡単に諦めないということを本記事ではお伝えしておきます。